松之山温泉に入ったわけではなかろうが、露天「月見の湯」の柱に蝉のぬけ殻です。
夏本番の蝉の声は松之山温泉の静けさを一層引き立てます。
ここで宿八エイトの一句
「蝉の声 命の限り 鳴きつづけ」
上杉房能公五百年忌での子供俳句大会に投句の自信作?です。
宿七@ひなの宿
カテゴリー: 季節と自然の便り
村山健さんが日本鳥類保護連盟から表彰
何故?ヘビイチゴ
ホタルが帰ってきました
昨夜、「いるかな~?」
と思っていったら…
いましたいました!
帰ってきました、ホタルが!
場所は温泉街の上の方、
不動滝の上流の堰堤です。
県の事業で、
蛍の住める川を目指し自然石化して頂いたところ。
工事からわずか一年で帰ってきました。
「帰ってきた」と連呼していますが、
昔は温泉街にもホタルがいたんです。
それが雪の関係もあって、
コンクリートの3面貼りになってから
ホタルはドンドン上流に…
そのうち、不動滝のあたりでも
観られるかもしれませんよ~
楽しみです。
さて、
みんながホタルに感動するためにお守り下さい。
『ホタル観賞三悪』
1.車のハザードランプ
1.懐中電灯
1. カメラ・携帯のライト&フラッシュ
ホタルの恋路を邪魔するなんて、
野暮なことはやめましょう(^^)
この時期、蛍を保護するために
旧道を封鎖した方がよいような気がしますが、
組合長、どうでしょう?
小さな花の蜜どこへ持っていくの?
コシジシモツケソウ
今353号線や253号線を走ると湿った崖に鮮やかなピンクの花が群生している。コシジシモツケソウである。253号線の池尻からまつだい駅の途中にはこれからが見頃で、橋の工事を見たりコシジシモツケソウを見たりして、事故を起こさないよう気をつけて欲しいものです。353号線は千枚くだりの近くがきれいである。昔の話で恐縮だが、本山久平と言う先生が昭和天皇に知人(佐藤国務大臣であり植物学者として昭和天皇と近しい)を介して松之山のコシジシモツケソウを献上されていて、今頃皇居のどこかで松之山のことを思い出しながら咲いている事だろう。花にも色々な逸話があってそれを調べるのも楽しいものですね。
山の森のホテル ふくずみ
蛍情報お寄せください。
前略 ほたる様
今年はいつ頃からお見えになられますでしょうか?
松之山の蛍情報を教えてください。
温泉組合
蛍が生息できる川の条件
6月4日松之山温泉の里山を守る計画第1弾、松里小学校5・6年生による湯本川の水質調査が行われました。場所は不動滝上部の「墨塗り広場」脇の水音の森公園付近です。
「森の学校キョロロ」永野研究員の指導の下これから数回にわたって調査されますが、その第1回目のこの日は水温や、透明度、そして水の生き物調査をが行われました。
カゲロウの幼虫やヒルなど沢山の生き物がいたようですが、最終目的は蛍が住める川の条件調べです。
地域の子供たちが地域の環境や自然について考える事は素晴らしい事です。われわれ温泉街の住民としてもうれしい限りです。
この続きも「まつログ」で随時紹介したいと考えております。
昔は温泉街の中でも蛍が飛んでいましたよね。
浴衣に下駄履きで散歩がてらの夕涼みと蛍鑑賞なんていいですね。
そんな温泉街を夢見て・・・松里小学校5・6年生に感謝・感謝
温泉組合長@鄙の宿
大松山の朝焼け
昨夜は遅かったが、2時半に起床でき、懐中電灯を照らして大松山に登った。眼下に広がる雲海に、赤く染まった朝焼けが映る光景を撮るためである。登ったと言っても車から降りてから5分も歩かない。2:55山頂ではまさに星が降る世界であった。星座はほとんど分からず北斗七星くらいだった。しかし、満天の星の中、東から西に架けて壮大な天の川が横たわっていた。月はなかった。真っ暗闇の中ホトトギスが盛んに鳴いている。3:19短い流れ星。3:26東の空に変化が出てきた。白らじんいる。眼下の棚田が明かりで白く浮かび幻想的だ。懐中電灯を照らしてメモを取る手に、漸く熱いコーヒー持ちすする。
3:44足元が分かるようになった。いつの間にか星が西の空に一つだけになった。3:53眼下には棚田が広がり、渋海川方面に雲海が広がるが、小規模だ。左側には黒姫山、右方面には魚沼連山が浮かぶ。空は赤く染まらないが、開放で60秒写す、一枚目だ。浦田方面からフクロウだろうか、ボーッボーッと聞こえる。
4:00ちょうどキビタキが鳴き始め、暫くするとヤマドリのホロウチも聞こえてくる。4:10には各方面や眼下から野鳥のさえずりが盛んに聞こえてくる。朝焼けはまだだ。4:16浦田方面からやはりフクロウの声。4:22朝焼けが始まった。東の空に横縞模様の雲がかかっている、きれいな朝焼けが期待できる。近くの雑木でメジロが賑やかだ。ホロウチも聞こえる。
4:35大巌寺高原方面からカッコウの声が聞こえてきた。結局制限時間の4:45までには朝焼けはなく、先ほどの縞模様の雲が赤く染まっただけで陽が昇る事はなかった、雲で遮られているのである。帰り支度を急いでいるところに、ホオジロが垂れ下がる藤に止まってさえずっている。これは撮らなくちゃと、見る限りでは最高のロケーションだが。帰り車中で雲の上から陽が昇ったが、ぼんやりとしていた。
山の森のホテル ふくずみ