去る9月2日に、
「ヒルクライムチャレンジシリーズ2012十日町 松之山温泉深坂峠大会」が行われました。
ヒルクライムチャレンジシリーズとは、自転車の坂登専門のタイムレースで、
シリーズレースとしては全国初の試みで、全国47都道府県での開催を目指しています。
新潟県では十日町市が開催地で、コースは松之山地域です。
松之山温泉スキー場から長野県境の深坂峠まで、
全長11.6km、標高差706m、平均斜度6.1%のコースプロフィールです。
6.1%の平均斜度は、上級から初級者まで楽しめるヒルクライムに適したコースとのこと。
ヒルクライムチャレンジシリーズの詳細はこちら↓
http://hill-challenge.jp/index.php
十日町大会の詳細はこちら↓
http://hill-challenge.jp/race01.php
URLでもわかるとおり、実は昨年、十日町が全国初レースを行ったのです(^^)
当日は、快晴!
天気がよいのはいいのですが、気温が高くてそちらが心配になるくらいの天気でした。

6時からの受付には早朝にもかかわらず、次々と選手がやってきます。

メカニックにマシンの調整をしてもらっている選手も。
メカニックは、三条市にある「スポーツサイクルショップ サカモト」さんです。
http://sportscycle-sakamoto.co.jp/
7:30 開会式。

大会会長 関口十日町市長の挨拶。

そして、関口大会会長のピストルでパレードランのスタートです。

開会式やイベント会場は松之山公民館です。
そこから、計測スタート地点の松之山温泉スキー場までは、パレードランをします。
沿道の住民の皆さんも小旗を振って応援していました(^^)
松之山温泉スキー場入口付近がスタート地点。
緊張感が高まってきます。
スタートはクラスごとに2分おきくらいの間隔です。
チャンピオンクラスから、スタートします。

あとは、2カ所ゆるい下りがあるだけで、ひたすら登りです。
写真はちょうど中間地点。大厳寺高原牧場付近です。


初心者やジュニア向けにショートコースも設定しており、
この先がショートコースのゴールです。ショートコースは全長6km。
チビッコレーサーには伴走も許可されており、親子鷹レーサーがモクモクと走っていました(^^)
松之山温泉深坂峠大会のコースは、単なる登り坂だけではありません。
例えば…ちょうど開催中の大地の芸術祭の作品

収穫間近の美しい棚田

深坂峠ではこんな大パノラマ

そのほかにも、ブナの原生林や、牧場など、豊かな自然を楽しめるコースです。
そんな余裕はないかも知れませんが…(^_^;)
ゴールでは、地元産のスイカとスポーツドリンクが、振る舞われました。
ゴール付近の写真がなくて残念です。
全選手がゴールしたあと、下山開始です。
9:50に下山を開始し、10:25ころ、イベント会場に選手が戻ってきました。
イベント会場では、もう一つの競技(?)
まいたうんカレーコンテストが行われました!
まいたうんカレーとは、ヒルクライムチャレンジシリーズの開催地の
食材を使ったカレーレシピコンテストなんです。
今年の十日町のまいたうんカレーは…

女性スタッフが、提供します。

どれがどのカレーだか分かるでしょうか?具材やトッピングでわかりますね(^^)

コンテストの結果は、オラの予想を大きく裏切り…
「熱い男のフルーツカレー」が独走のチャンピオン!!
選手の皆さんも、カレーを食べながらお互いの検討をねぎらっていました。

また、会場内では、「自転車のまち新潟」さんの協賛で、
おもしろ自転車の試乗会が行われました。
子供はもちろんのこと、意外や大人に大人気(^^)


閉会式では、クラス別と総合の表彰式です。
総合成績上位者の表彰。

トップは何と、31分台。平均時速22キロ以上であの坂を登ったことになります。
すごいですね!!
ここ数年、災害続きの十日町。
昨年の地震、豪雨災害のあとの第1回目は大厳寺高原ゴールで。
そして今年、何とか深坂峠まで行きたいということで、検討を重ねました。
ところが…大雪。
深坂峠まで行けるようになったのは、7月の中旬でした。
災害復旧工事もコース区間のほとんどで行われていました。
警察の立合が8月の上旬、路面の舗装が終わったのが、8/30。
一部、どうしても工事が間に合わず、鉄板にカーペットを敷いたところがありましたが、
本当に関係各位の協力で何とか開催にこぎ着けました。
この場をお借りして、感謝申し上げます。
昨年よりも70名ほど参加者が増えました。
徐々に参加者が増えて、
十日町の秋のイベントとして定着していけばいいなぁと思っています。
選手の皆さん、ご参加ありがとうございました。
また来年、お待ちしております!!(^^)
