松之山温泉郷 「山菜パネル展」 本日オープン!~湯守処「地炉」~

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松之山温泉、湯守処「地炉」にて4月29日~5月末まで松之山温泉郷「山菜パネル展」を開催しております。入場無料ですので、どうぞお気軽にお入りください。新潟県観光カリスマでもある「東部タクシー社長 村山達三さん」の力作です。写真の技術は措いておきますが、見ていただくと山菜採りに出かけたくなる、楽しいパネル展です。
午後3時から5時までは地炉(囲炉裏)を囲んでお茶のみも楽しんでいただけます。
温泉街の上のほう源泉湯やぐらの前にございますので、お散歩がてらお出かけになってみては・・・

「隠れキリシタンの里」松之山 マリア観音とマリア地蔵

「松之山郷民族資料館」リニューアルオープンいたしました。展示品の農具や民具も素晴らしいですが、100年以上前の旦那様の家らしく、欅の柱や梁、そして黒柿の飾り襖など、建物自体が一見の価値ありです。是非お立ち寄りください。
そして本題ですが、今日は特別にマリア観音とマリア地蔵のご開帳もありました。(通常はお寺が留守の為覗き窓よりの見学のみとなっています)
地元の歴史研究家「村山悦夫先生」に隠れキリシタンの歴史やマリア観音の特徴等の説明をして頂きました(私なりにまとめてみました)それによると・・・
仏教の世界には子供を抱く仏像はない→キリストにはある→宗教弾圧→隠れ切支丹→下の二体の他にも子供を抱いた石仏が松之山に五体ある→切支丹の思想があるのでは?・・・というお話でした。実際、マリア観音の抱いている子供の像と冠(よく見ると十字が入っています)は取外しが可能なんです。マリア地蔵も持っている十字の入ったステッキ?も取り外しができるそうです。
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〈マリア観音像〉
その後の調べではマリア観音にいたっては日本に現存する三体の1つだそうです。(その他は北海道岩内と山形東根)
これは40年前、当時立教大学総長であった高田茂先生が調査研究をされたそうです。
今、話を聞いていて鳥肌が立つほどでした。この雪深い松之山の歴史をもっともっと大切に継承して行かなければという強い念に駆られた午前中でした。
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〈マリア地蔵像〉

美少女林?

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美人になる前は美少女ですよね。
美人林をバックに従えた「美少女林」です。
すいません。美人林には大勢のカメラマンの方がいらっしゃって、私のデジカメで撮るのが恥ずかしかったので隅からアングルを変えて誰もいないところを写しました。でもいつか彼女らも大人になるんですよね。存在感ありました。「美少女林」

朝の散歩道

ニリンソウの群落が朝日を浴びて咲き誇っていた。豊かな自然環境の松之山温泉は、今ブナの芽吹きが進む中、野鳥達も渡ってきて美しい囀りを聞かせている。ウグイス、キビタキ、ノジコなどなどである。周囲の散歩道を散策すると今一面にニリンソウの咲いている群落がある。ぜひ見て頂きたいものであるが、足元が悪いのでお年寄りの方は無理かも知れない。朝の散歩道を散策すると、そのほかにも足元に色々な植物が見る事が出来る。名前が分からなくても楽しいものです。
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定例探鳥会のお知らせ

松之山野鳥愛護会から定例探鳥会のお知らせです
日 時  4月28日(土) 午前5時より7時30分
集合場所 「森の学校」キョロロ駐車場
担当者  村山祐一 (TEL025-596-2156)

生き物調査 探鳥会終了後 7時30分頃より1時間くらい
場所 アカショウビンの池とキョロロの田んぼ
池の中から水中昆虫を網ですくいます、とても楽しいですよ
(画像はキョロロの森を飛ぶ、アカゲラです)
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万病に効く?「猿の腰掛け」

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「これ飾るか~」といつものデッカイ声がするので玄関へ、すると本当に見事な「サルノコシカケ」が!
ある時はこわもてのタクシードライバー
ある時は五月みどりをこよなく愛する演歌ファン
ある時は子供たちと仲良しなスクールバス運転手
その実態は「山の仙人」と呼ばれる野山の達人「眞ちゃん」
なんと自分では煎じて飲んでいるんだとか。あの元気とパワーの源はサルノコシカケだったのか?(これ以上書くと薬事法に引っ掛かるのでこの辺で)
うちでは庭に飾っています。それにしても見事。

タムシバ

今日は暖かい日で午前10時には気温20度になっていた。車で走っていても冷房を入れて走りたいくらいだったが、窓を開けていたらこれの方が気持ちよかった。その上山々の木々の色が赤みがかって来て、芽吹きが始まる直前の様子がうかがえる。すでに川柳が芽吹きブナも盛んに芽吹いている。赤みがかっているのはナラやモミジである。そんな中白い花が咲き始めた、タムシバである。タムシバはモクレンの仲間で例年なら残雪の中から咲き始めるのである。崖や傾斜地に白い花が見えたら今ならタムシバだろう。しかし、後追うようにオオカメノキも白い花で咲き始めているのでややこしい。
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