万病に効く?「猿の腰掛け」

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「これ飾るか~」といつものデッカイ声がするので玄関へ、すると本当に見事な「サルノコシカケ」が!
ある時はこわもてのタクシードライバー
ある時は五月みどりをこよなく愛する演歌ファン
ある時は子供たちと仲良しなスクールバス運転手
その実態は「山の仙人」と呼ばれる野山の達人「眞ちゃん」
なんと自分では煎じて飲んでいるんだとか。あの元気とパワーの源はサルノコシカケだったのか?(これ以上書くと薬事法に引っ掛かるのでこの辺で)
うちでは庭に飾っています。それにしても見事。

タムシバ

今日は暖かい日で午前10時には気温20度になっていた。車で走っていても冷房を入れて走りたいくらいだったが、窓を開けていたらこれの方が気持ちよかった。その上山々の木々の色が赤みがかって来て、芽吹きが始まる直前の様子がうかがえる。すでに川柳が芽吹きブナも盛んに芽吹いている。赤みがかっているのはナラやモミジである。そんな中白い花が咲き始めた、タムシバである。タムシバはモクレンの仲間で例年なら残雪の中から咲き始めるのである。崖や傾斜地に白い花が見えたら今ならタムシバだろう。しかし、後追うようにオオカメノキも白い花で咲き始めているのでややこしい。
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「美味しい」シリーズVol.2

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何だと思います?
「野沢菜の煮菜」です。
暖かくなって、べっ甲色になって酸っぱくなって(これはこれで美味しい)、もっと酸っかく(方言ですごく酸っぱいの意)なった野沢菜を塩出しした後、煮干と打ち豆を入れて、少し醤油で味付して煮るんです。
これがまた答えられません。酒にご飯に合うんですこれが!
まさに雪国の知恵。里山を代表する醗酵食の一つです。

タチツボスミレ

温泉駐車場から温泉街に入る時の右手の山に、色々な植物が咲いている。いつも気になっていて、私だけでなく名前を知りたがっている方も多いと思い、そんな方々と一緒に楽しめたらと名札を付けた。名札といっても割り箸である。今日の初日はタチツボスミレ。友人に聞いたら、オオタチツボスミレに似ているが、タチツボスミレでしょうとの事だった。さー、植物はややっこしいですよう。皆さんも一緒にどうぞ。tatitubo-50.jpg

雨の美人林

雨の美人林
小雨降る美人林はしっとりと濡れていました。アマチュアカメラマンの方達が撮り終えて帰るところでした。例年ですとまだまだ30~100cmの残雪があります。朝霧が発生する中、朝日が差す残雪と新緑の美人林が見ものですが、今年はかないません。それでもそれはそれで見ごたえがあり、野鳥達の囀りを聞きながら散策するのは心地良いものです。これからはまさに「美人林、森林浴とバードウォッチング」です。
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温泉街裏山の遊歩道も完全に雪が消えました。

山歩きのすすめ「上湯の森~菱の森」編
お昼過ぎ、若女将と一緒に遊歩道を歩いてみました。
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遊歩道の入口「水音の森公園」 雪解け水がマイナスイオンを運びます20070415165906.jpg
薬師堂裏手には「カタクリ」の群生地が所々に。
温泉街を見守ってくれてます。

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ひなの宿千歳の裏あたりの崖には立派なゼンマイも。
結構な崖にイイのがあるんですこれが。採るには気をつけて!

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郵便局の裏手には「ニリンソウ」の群生地がありました。
本当に春の花は可憐で美しいです。
ブナの芽吹きが待ちどうしい今日この頃です。

カモシカ現る

近所の奥さんから川の向こうにカモシカが来ています、と電話があった。場所はいつも気にしている湯尻の川である。奥さんはカワアイサが浮かんでいるのをいつも見ている方で、鳥なども変わった鳥が来ると電話が来る。アトリの春の渡りの時には何千羽もの鳥を見る事があり、声はすれども姿がなく、一度飛び立つと空を覆わんばかりになる。なんと言う鳥ですか、あ!鳥だと覚えてください、アトリです。今日はカモシカがのんびりと横たわっています。人間ならとても寄り付けない崖に、平然としています。湯尻の川はこれからもっともっと魅力的な場所になる事でしょう。kamosika

春の訪れ 心地良い春の風

松之山にも春が来ています。
カタクリやキクザキイチゲ、ヨモギやフキノトウ。
顔を近づけるとナツカシイ春の匂いが漂います。これこそがあの雪の苦しみを忘れさせる「麻薬」なんです。
これからブナの芽吹きが始まりますが、それはもう「山の爆発」といってもいいほどのインパクトです。
温泉街の裏山の遊歩道には春の発見がいっぱいです。20070410122103.jpg