美人林の片隅でチゴユリの群落をカメラに収めて帰ろうとすると、リスがすばやい動きで杉の木を行き来していた。あわてて車のガラス越しにシャッターを切った。鳥でもピントを合わせてからシャッターを切るのではなく、とりあえず一二枚は切るが鉄則。と言うわけでとりあえず何枚か切った。ピントを合わせている暇がない、動きが早くて。カメラで追っかけている方が目が回る。心のこもった良いお話の後でこんなので良いかしらと思いながら投稿します。鉄則として、野鳥は拾わない事です、必ず親が見守っていますから。と言ってもすぐ近くに獲物を狙っている動物がいると、そうもいかないですが。やっぱり優しい方がいいですね。「これからは名を名乗らせて頂きます、どなたが投稿したのか顔が分からないと変なんで、ふくずみ」
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田舎の論理と都会の論理
続いて、山菜ネタ。
タイトルだけは難しくなっていますが、シンプルな話です。
ある農家の方からお話いただきました。要するに、外部からの方が山菜採りにきて、自分の田んぼの畔にある栽培している山菜を採っていたので注意を促すと、その方は「松之山温泉に宿泊しているのに、そのような事を言われて気分が悪い」のような事おっしゃっていかれたそうです。
近頃、モラルやマナーに疑問の方もいらっしゃるのも事実です。
田舎と都会の考え方や様式が違うのも当たり前です。どちらがどうだという事でもありません。ただ、この先ずっと孫・子の代まで素晴らしい松之山の自然を色々な方から楽しんでいただくには、われわれ地元人がしっかりした考えを持って、楽しみ方のルールを教えていかなければいけないのではと思っております。大きな話になるかもしれませんが地球の環境を守るためのルールかもしれません。
住んでいる人間がよければOK。金を払っているからOK。もみんな違いますよね。
色々な立場の方々とゆっくりと議論できる機会がほしいですね。
組合長 柳
愛鳥週間
5月10日から愛鳥週間である。しかしこの地域ではバードウォッチングには少し早く、5月下旬からが適している。松之山野鳥愛護会では、5月26日(土)が定例探鳥会で、6月3日(日)が市主催の51回松之山探鳥会である。現在の様子は、ノジコ、サンショウクイ、キビタキ、サシバなどでサンコウチョウ、チゴモズ、アカショウビン、ブッポウソウの確認が出来ていない。温泉街ではフクロウが夜8時頃盛んに鳴いている。市主催の野鳥集会にはブッポウソウのお話を田畑孝宏さんよりして頂きます。お隣の栄村で中村浩志教授とブッポウソウ研究をされている方です。ぜひ多数の方々のご参加をお待ちしております。(画像は中村浩志教授の著書、へび嫌いの先生の悪戦苦闘の様子も披露されている)
温泉街の朝市
松之山温泉まつり2007スケジュール決定
松之山に春を告げる、
「松之山温泉まつり」の詳細が決定いたしました。
詳しくはチラシをご覧ください。
メインの公開録音は、
BSNラジオ「大倉修吾の縁歌劇場」です。
ゲストは島津悦子さんと神園さやかさんです。
どうぞ、お楽しみに~
松之山温泉郷 「山菜パネル展」 本日オープン!~湯守処「地炉」~
美人林(4/28)
「隠れキリシタンの里」松之山 マリア観音とマリア地蔵
「松之山郷民族資料館」リニューアルオープンいたしました。展示品の農具や民具も素晴らしいですが、100年以上前の旦那様の家らしく、欅の柱や梁、そして黒柿の飾り襖など、建物自体が一見の価値ありです。是非お立ち寄りください。
そして本題ですが、今日は特別にマリア観音とマリア地蔵のご開帳もありました。(通常はお寺が留守の為覗き窓よりの見学のみとなっています)
地元の歴史研究家「村山悦夫先生」に隠れキリシタンの歴史やマリア観音の特徴等の説明をして頂きました(私なりにまとめてみました)それによると・・・
仏教の世界には子供を抱く仏像はない→キリストにはある→宗教弾圧→隠れ切支丹→下の二体の他にも子供を抱いた石仏が松之山に五体ある→切支丹の思想があるのでは?・・・というお話でした。実際、マリア観音の抱いている子供の像と冠(よく見ると十字が入っています)は取外しが可能なんです。マリア地蔵も持っている十字の入ったステッキ?も取り外しができるそうです。
〈マリア観音像〉
その後の調べではマリア観音にいたっては日本に現存する三体の1つだそうです。(その他は北海道岩内と山形東根)
これは40年前、当時立教大学総長であった高田茂先生が調査研究をされたそうです。
今、話を聞いていて鳥肌が立つほどでした。この雪深い松之山の歴史をもっともっと大切に継承して行かなければという強い念に駆られた午前中でした。
〈マリア地蔵像〉