風評被害に負けず頑張ろう!

風評被害に負けず頑張ろう!~泉田新潟県知事のメルマガより~

ご覧になられている方もいらっしゃると思います。
以前名刺交換させていただいてから、知事のメッセージ「たがいににいがた」メールマガジンを頂いています。
以下、泉田知事のメッセージをコピーいたします。大勢の方からご覧になっていただくと幸いです。

松之山温泉組合長 柳 一成

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皆さんこんにちは!新潟県知事の泉田裕彦です。
今週のコラムは、「風評被害に負けずがんばろう!!」をお届けします。

◇風評被害に負けずがんばろう!!
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新潟県中越沖地震から11日目の朝を迎えました。現在も2千人以上の方が避難所での生活を余儀なくされています。また、自宅におられても、水道やガスが使えなかったりと、相当不便な生活を強いられています。
 被災者の皆さんも、自分では気付かれない中で疲れが溜まってきているかと思いますので、これから夏の暑さが厳しくなりますので、体調管理には十分気を付けていただきたいと思います。
 私は、24日に上京し、安倍総理大臣や甘利経済産業大臣、溝手防災担当大臣に、激甚災害の早期指定、生活再建支援法の拡充、原子力発電に対する安全対策や風評被害対策などをお願いしてきました。

 今回の地震は、地方の中堅都市の、それも液状化現象によって個人の住宅などが直撃され、さらに原発の被害が加わったことが大きな特徴です。
 特に、東京電力柏崎刈羽原子力発電所内でのトラブルに関しては、一度放射能漏れはないと発表した後に、実は微量ですが海に流れていましたとか、大気中にも流れていましたなど、情報提供のあり方に問題があるんだろうと思っています。

 東京電力がやるべきことは、今どんな状況なのかを正確に情報提供することであり、その情報にどんな意味があるのかを解析・評価するのは、国の原子力安全保安院が行うことが望ましいのではないかと考えています。
 そして、原子力安全保安院は、住民の皆さんに対してわかりやすく説明することで、安心感が得られるのではないかと思っています。
残念なことに、県内の地震の被害が全くない観光地でも、キャンセルが相次ぐなど、県内全体に大きなダメージを与えています。さらに、海外では日本全体が放射能に汚染されているなどという、誤った情報が流れていると聞いています。
 県では、緊急に原子力発電所周辺の魚介類や農産物・牛乳の放射能を調査しましたが、全ての品目から放射性物質は検出されませんでした。また、原発の周辺地域に県は観測地点を設置しているのですが、ここからも放射能は検出されていません。

 新潟の海は安心して楽しめます!!そして、県内で捕れる魚や、県産農産物は安心して食べることができます。
こうした情報を、旅行代理店や業界関係者の皆さんはじめ、県民の皆さん、そして世界の方々に目に見える形で発信していき、風評被害に負けないよう全力で取り組んでいきたいと思います。
 放射能調査結果ほか「新潟県中越沖地震」に関する情報は、県のホームページから確認ください。↓ http://www.pref.niigata.jp/
 知事公式ホームページ ↓ http://chiji.pref.niigata.jp

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