マクロビ仕立ての味噌作り

今回は、松之山温泉女将会で「マクロビ仕立ての味噌作り」
を体験させて頂きました。

講師は、まつだいでどぶろくやこだわりの味噌・納豆を
手作りしている若井さんです。
(どぶろく、納豆はひなの宿千歳でもお出ししております)
お邪魔したのは午後ですが、当日朝6時より
ドラム缶にて大豆を煮て用意して下さってました。
若井さんが無農薬で作った大豆「サトイラズ」です。
とっても大粒なのですが、それを
とってもふっくらと炊いてありました。

味噌作りに必要なものはこの3種類のみ。
大豆・塩・麹です。
今回は若井さんが全て用意してくれましたが
若井さんの大豆・自家製の麹・塩は「海の精」です。
どれもこだわりの物ばかりです。

この3種類を、「マザール」という機械にいれグルグルと
まわして混ぜ合わせます。
機械の蓋をあけると、下のそりに落ちてくる仕組みです。

混ぜ合わせた物を、今度は細かくミンチにする
機械にいれます。
ひき肉みたいにでてくるのですが、
見た目は「モンブラン」みたいでしょ。
甘くておいしそ~と思って一口食べると、「しょっぱ!」

これを、桶に入れていきます。
杉の桶でこの一つで90kgまで仕込めるそうです。
空気が入らないように、ギュッギュッと押しながら
詰めていきます。

桶の周りは夏になるとカビが出やすいので、
ヘラを使い、きれいにして、真ん中を高くします。
最後に塩を一番上に少しふり、重しをのせて
ふたをします。
蔵出しは約一年先。
来年まで若井さんのところで管理しながら
預かってもらいます。

毎日、何気なく口にしている味噌ですが、
実は、作り方を考えた事もなかった・・・

体験は新鮮な驚きにあふれており、
とっても楽しかったです。
お世話になった、若井さん、市のマクロビ担当柳さん
ありがとうございました。
来年、「手前味噌な恋人」に会えるのを楽しみにしています。

ひなの宿 千歳
若女将

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