今日、松之山温泉の奇祭「婿投げ・墨塗り祭り」
がおこなわれました。
朝からずっと降り続ける雪の中、
本日の主役が、湯守処「地炉」を出発します。
お神酒を頂いたとはいえ、内心“恐怖”に
おののいてたのでは??
地元の関根さんがまず投げられ
続いて公募で選ばれた、京都在住の内藤さんが
投げられました。
昨晩30センチ程の降雪があり、
無事新雪に着地です。
これは、午前中の墨塗りの準備風景です。
山からご神木を切り出し、そこに杉の枝と
去年の秋から取って置いたコシヒカリのワラを巻き付け
火が付きやすいようにします。
そしてお正月飾りや、書き初めなどをつるします。
婿投げが終わり、墨塗り会場に移動します。
神官からお払いをしてもらった後
今回の2組の新婚さんから火入れをしてもらいます。
無病息災・家内安全・商売繁盛を祈ります。
「墨塗り始め!」の合図とともに、燃えたわらと雪を混ぜて
墨をつくり、「おめでとう!」と言い合いながら
おたがいの顔に塗りあいます。
昔の新婚?私達もこのように・・
最後まで、楽しんでいた宿七クン・・ワイルドでしょう?
お陰様で行事を無事終えました。
雪深い里、松之山温泉の奇祭にご参加頂いた皆様、
大変ありがとうございました。
今年1年の皆様の無事とご多幸を
心よりお祈り申し上げております。
投稿:ひなの宿 千歳
若女将