松之山温泉合同会社 まんま  − ご存じですか!? 日本三大薬湯のひとつが新潟にあることを



こんにちは。
松之山温泉の小野塚 賢(おのづか けん)と申します。

「松之山温泉?…どこにあるの?」 

そう思われた方も多いのではないでしょうか。

草津温泉、有馬温泉は誰もが知っている東西の横綱ですが、

実は日本三大薬湯としてその二つの温泉と肩を並べるのが松之山温泉なんです。

しかし、日本三大薬湯のひとつなのに、草津・有馬に比べると、圧倒的に知名度が低い・・・

先日もお泊りいただいたお客様から、
「いいお湯だったよ、こんな良い温泉があるなんて知らなかったよ。もっと宣伝しなきゃ・・・」

そんなお声をいただき、嬉しいとともに、もっともっと多くの人に、この自然の宝物を味わっていただきたい、
とても強くそう思いました・・

そこで、もっと皆様に松之山温泉を知ってもらい、来てもらえるようにとの想いをこめてこのホームページを作りました。

数多くあるホームページの中で温泉に興味のある「あなた」に会えたことに感謝しています。


さっそくですが、日本三大薬湯なのに草津・有馬に比べると、圧倒的に知名度が低いことには理由があるんです。

まず、小さな温泉地だということ。
松之山の旅館やホテルは全て家業として経営しているところばかりです。
何百人も入る大きなホテルがないので、大型バスを何台も連ねるような団体客とは無縁です。
そして、アクセスが悪かったこと。
今でこそ、市内に電車が通り、道路事情もよくなりましたが、つい最近まで、雪が降れば陸の孤島と化したほどの秘境でした。

しかし、小さな旅館やホテルが軒を連ねる、こぢんまりした、アクセスの悪かった温泉街でも、細々ながらお客様に愛され、数百年前から現在にまで至った理由・・・

それはまさに、長い歴史を持つ良質な温泉があるからなのです。
良い温泉を求めて来てくださるお客様が多いからこそ、日本三大薬湯と称されるのです。

「お客様、杖をお忘れですよ」

「あら、まぁ(笑)」

お客様が帰られるとき、そんな会話がよくあります。

足が痛く、杖を頼りに湯治に来られたお客様が、帰りには杖を忘れるほどスイスイと歩く…
足の痛さが和らいだこと、またウッカリ杖を忘れてしまったこと、
そのうれしさと恥ずかしさで、はにかんだような笑顔を見るたびに、松之山温泉の薬効の高さを改めて感じ、私もうれしくなります。

ついでに、私の大好きな入浴方法も教えちゃいます。

朝、まだ誰も目覚めていない時間に、足を忍ばせてお風呂に行き、お風呂に静かに身体を沈めます。
この時、温泉が湯船に落ちる音しか聞こえない静寂を破るように、

「う〜〜〜んぁぁぁぁぁ〜〜」

と、うなるんです。

浴室内にその声が響きます。

自分のうなり声を自分で聞いて、最初の快感を味わった後は目を閉じ、静かに耳を澄ますと…そのうちに外から、野鳥のさえずりが聞こえてきます。野鳥の会話をBGMに、汗が出るまでじっくりと瞑想する、この贅沢感は堪りません。

すみません。
自分の世界に入ってしまいました(笑)
松之山温泉の泉質や効能の特徴については、こちらのページに詳しく書いてありますので、どうぞご覧ください。

→→→ 松之山温泉について



「本当に美味しいね!」

ほとんどのお客様が褒めてくださるのは、「魚沼産コシヒカリ」のごはんです。
「自分も米を作っているけど、ここの米には負ける」というお客様がいるほどです。
一番のご馳走は、間違いなくお米=ごはんです。


さて、あなたにとってご馳走とは何ですか?

霜降りの牛肉ですか? 新鮮な魚介類ですか? 
今の世の中、食材はどこでも手に入りますよね。
大きな都市に行けば、食べられないものはないというくらい、いろいろな料理を口にすることが出来ます。


ちょっと想像してみてください。思い出してみてください。

子供の頃。
田舎のおじいちゃん・おばあちゃんちに行ったとき。
大きな丼に、茶色い煮物がいっぱい出てきたっけ。。。
裏の畑で採ったばかりの、野菜を丸かじりしたっけ。。。
あの頃は、カレーライスとかハンバーグが大好きで戸惑ったけど…懐かしいなぁ。。。


松之山は、牛肉の産地でもありませんし、海からも遠く離れています。
以前の松之山は、他地域との交流が断絶するほどの雪に覆われていました。
だけど、そんな土地だからこその食文化があるのです。

子供の頃の、あの懐かしい味、料理。
もしかすると、都会では食べることの出来ない、とっても贅沢なものかもしれませんね。



そんな松之山の郷土料理や食文化についてはこちらをご覧ください。

→→→ 松之山の食について



松之山の食を支えているもの。

それは、日本の原風景ともいうべき「里山」です。


里山…聞き慣れない言葉かもしれません。

「となりのトトロ」。 ご存じですよね。

家があって、周りに畑や田んぼがあって、近くに小川が流れていて、少し離れて雑木林があって…

トトロの舞台、あれこそが里山の風景です。

作物を作る田んぼや畑、燃料である薪などを採る雑木林、貴重な食材である山菜やきのこを採る裏山、魚を捕る川や池、これらを総称して「里山」というのです。

松之山にはまだまだ豊かな「里山」があります。
里山の風景は、観る人を驚愕させたり感嘆させたりはしませんが、日本人の持つノスタルジーを呼び起こすことでしょう。
「ホッとする空間」がそこにはあるんです。


裏山に入ってみます。

長い年月を経て、自然にできた道があります。
歩いていくと…山ウドやワラビ、ゼンマイなどが生えています。秋には、そうキノコ。
嬉々として、時間を忘れて採ってしまいます。だけど、全部採ってはいけません。また来年。


小川に入ってみます。

子供は、魚と虫に夢中です。
石を持ちあげると、無数の虫を発見!もしかしたら沢ガニもいるかもしれません。
夜になると…蛍の乱舞が始まります。ただジッと無言のまま、その舞いに酔いしれます。


新雪の雪原に行ってみます。

もう、目の前全部がオモチャです。
雪玉を作って、雪合戦を始めます。雪玉を転がして雪だるまを作ります。穴を掘って、落とし穴。。。
子供たちは、次から次へと新しい遊びを考え出します。



山菜やきのこを採ったり、魚や虫を捕まえたり…大人には懐かしく、子供には新鮮な体験に違いありません。

里山のついて詳しい説明はこちらからどうぞ。

→→→ 松之山の里山について



長文をここまで読んでいただき、ありがとうございます。

あらためまして、松之山温泉合同会社まんまのホームページ担当 小野塚 賢(おのづか けん)と申します。

松之山温泉合同会社まんま とは松之山温泉の旅館やお土産店、住民が共同出資して立ち上げた旅行会社です。
松之山の魅力「そのまんま」を楽しんでいただこうと、「まんま」と名付けました。
もちろん、食事という意味の「まんま」も含んでいます。

長々と書いてきましたが、一言で言うと、
「松之山温泉はご家族や気の合うお仲間と、道中の美しい自然を愛で、滋味豊かな食事に舌鼓をうち、ゆったりのんびり良質な温泉に浸りたい」
そんな人のための温泉地です。


その松之山温泉を楽しんでいただこうと「まんま」の参加旅館が、それぞれの思いをこめて特別プランを作りました。各旅館の熱い思いをご紹介します。


あなたと松之山でお会いできる日が来ることをお待ちしています。


各旅館のプラン名、写真をクリックすると詳細ページが新しいウインドウで開きます(五十音順)

和泉屋 が「お子様がアトピーでお悩みのあなた」へおくる

カラダに優しい「ごはん」って、心にも優しいんです


白川屋 が「たまには台所仕事に心配せずに「のんびりしたいわ〜」という奥様」へおくる



玉城屋旅館 が「自分スタイルで温泉を楽しみたいあなた」へおくる

自分の時間と癒しを忘れていませんか?


野本旅館 が「シングルモルトウイスキーをこよなく愛するあなた」へおくる

ザ・シングルモルト〜強烈な個性が病み付きに!!


ひなの宿 ちとせ が「ご両親と離れて暮らしているあなた」へおくる

「ご両親へ感謝を込めて贈るプレゼント」を探していませんか?


ふくずみ が「お仕事でお疲れののあなた」へおくる

環境を変えてリフレッシュ!


明星 が「腰痛に苦しんでいるあなた」へおくる

あなたのその腰痛なおりましたか?


凌雲閣 が「木の温もりや古い建築に興味のあるあなた」へおくる

木造3階建の宿に泊まってみませんか?


まんまのホームページへ戻る


松之山温泉合同会社「まんま」  新潟県知事登録旅行業第3-349号
〒942-1432 新潟県十日町市松之山湯本49-1 ひなの宿 ちとせ 内
Copyright 2008-  manma.be, All rights reserved.