「良質な温泉」と言われても、漠然としていてよく分かりませんよね。
そこで、松之山温泉の特徴とその効能についてお話ししたいと思います。
松之山温泉は約1200万年前の化石海水だといわれています。
地表の隆起で閉じこめられた海水が、マグマによって温められ、断層から一気に湧出する「ジオプレッシャー型温泉」という、日本では非常に珍しい温泉なのです。
松之山温泉がカラダにいい理由
その一、「塩分が多く、よくあたたまる」
松之山温泉の溶存成分の半分以上は塩化物イオンです。
塩化物イオンは毛穴に入って、汗の蒸発を防ぎます。そのため、いつまでもポカポカと温かく、万病の素である「冷え」に効果的です。
その二、「ホウ酸含有量が日本有数である」
ホウ酸は、目薬などに使われる物質で、消毒・洗浄効果があります。やけどや、切り傷・擦り傷などに効果的です。
その三、「美肌成分のメタケイ酸」
メタケイ酸は、肌のセラミドを整えるとともにコーティングしますので、つるつる、しっとりとした美肌効果があります。
その四、「弱アルカリ性」
松之山温泉のpH値は7.5。これは人体のpH値に近く、どなたにも刺激が少なく安心です。
その五、「高張性」
浸透圧が高い温泉は高張性に分類されます。高張泉は人間の身体より浸透圧が高いので、温泉成分が体に浸透されやすいのです。浸透圧とは、濃度の違う液体は同じ濃度に近づけようとする性質をいいます。
いかがでしょうか?
松之山温泉の泉質の良さは科学的にも証明されているんですよ。
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約700年前、一羽の鷹が傷ついた羽を癒していたという松之山温泉。鷹が見ていた湯気はこんな感じだったのでしょうか。。。 |
2007年、掘削に成功した「鷹の湯3号」は、2008年12月より各旅館に配湯され、湯量も豊富にお風呂を満たしています。 |
白いものは…そう、塩です。湯口に塩が出来るほど、塩分の強い松之山温泉。よくあたたまり、湯冷めしません。 |
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