婿投げ

婿投げ【越後の奇祭】

新潟県十日町市

松之山温泉

「婿投げ・墨塗り」

 


 

こんにちは!松之山温泉 里山ビジターセンターの笠井です。

私たちの地元、新潟県十日町市松之山温泉

毎年1月15日に開催されているお祭り「婿投げ・墨塗り」は、

越後(新潟)の奇祭としても知られています。

 

新婚のお婿さんを崖の上から突き落とす!!

そしてその後は、みんなの顔に墨を塗りたくる!!!

 

そんな越後の奇祭「婿投げ」「墨塗り」を

松之山温泉街のみんなで詳しく紹介致します。

 

 

 

目次

1. 婿投げの歴史

2. 場所

3. 道順

4. 婿投げ2018

5. 婿投げ2017

6. 温泉

7. お土産

8. 宿泊施設

 

 


1.婿投げの歴史

この行事の起源は正確には判明しないのですが、約300年もの昔にもさかのぼるらしいのです。
特に「夜ばい」など盛んだった頃から、
盗った盗られたという概念が「婿投げの歴史」であり、
まさに投げる理由である「婿への“やっかみ”」が生まれたといわれています。
元々は松之山温泉街(湯本地区)の奥まった、天水越(あまみずこし)集落で行われていた行事が、
東京や名古屋などへの出稼ぎが盛んになり、
冬期間には集落から男衆がいなくなってしまい,行事が途絶えてしまいました。
そこで、現在の温泉街で引き継いだのが約50年前です。
それからは湯本集落(松之山温泉街)での「婿投げ」が婿投げの歴史を紡いでいるのです。
集落の年頃の娘が他の集落の若造のところへ嫁にいった(嫁に盗られた)妬ましさから、
小正月の薮入りに嫁さん共々実家に泊まりに来たのを幸い、
この野郎”とばかりに集落の若者全員にて担ぎ出します。

婿投げ

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とはいってもお目出度いいのだからと薬師堂に参拝、お神酒をいただいた後、

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そしてやっぱり薬師堂の境内の崖に投げ落とすという、

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やっかみ妬み祝福の両方が込められた豪雪地ならではの手荒くもあたたかい行事なのであります。
今では、結婚して一人前になって集落への仲間入りといった、
通過儀礼的な捉えられ方が一般的となり、
祝福ムードの豪雪地の奇祭として様々なメディアやニュースソースとなっています。

 

2.場所

婿投げの場所ですが投げる場所は松之山温泉街の奥にある薬師堂で行われます。

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不動滝のS字カーブから撮影。

雪の降り始めという事でまだ雪は余り積もっていませんが婿投げの時期になればもっと積もっていて写真の場所からでは薬師堂は見え辛くなっています。

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薬師堂の入り口は普段雪かきがされていません。婿投げの前日と当日に皆でかんじきを履いて雪を踏み固めて道を作ります。

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進んでいくと薬師堂の真下に着きます。随分急な斜面です。この上から婿さんを思いっきり投げ、婿さんが転がり落ちてきます。本来は階段があって危険かもしれませんが、安心して下さい!多く積もった雪がフカフカのクッションになります。豪雪地帯だから出来る荒行ですね。

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正面からは行けないので横道から行きます。

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婿さんを投げるポイントに到着。急な坂道を上り続けて来たので見晴らしが良いですし婿さんを投げるのもとても気持ち良いです!

 

3.道順

婿投げまでの道順についてです。

松之山温泉駐車場に車を置いて出発です。

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婿投げは、温泉街の奥にある薬師堂で行われます。

とりあえず奥に進んでみましょう。

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進むとすぐに「ふくずみ」と「そばとジャズの店滝見屋さん」があります。

ふくずみ玄関前は雪の壁になっているのではないかと思います。

雪があればですけど。

おそらくこの婿投げが行われる1月15日は、

積雪が1m~2mくらいあるのではないかと思われます。

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温泉街の道路は、

現在は消雪パイプが稼働しているので、写真とは違います。

真冬でも、昼でも、夜中でも、雪は積もっていないと思います。

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「さか新さん」と「美田屋さん」のカーブを曲がった直線。

ここから坂道になります。

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「温泉センター鷹の湯」のカーブ。

鷹の湯は温泉街の外湯になります。

婿投げ・墨塗りのあとは、温泉に入って温まりましょう。

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お土産屋さんが並んでいたり、旅館が集中しているエリア。

ここまで上ってくると、平らになります。

道も広いですね。

お土産屋さんでは、婿投げまんじゅうが売っていたりします。

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ここまで進んでくると最後の旅館があり、

回転場ということで、川に橋が架かっています。

冬はこれより奥には車で進まない方がいいでしょう。

婿投げの時は通行止めになります。

ここからまた坂道。

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源泉2号井と地炉です。

地炉は婿投げのお祝い会場になります。

この地炉でお祝いをして、担いで薬師堂へと上っていくんですね。

ちなみに地元の主役の婿は、自分の家から地炉までも担いで練り歩きます。

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地炉から少し上ると不動滝があります。

ここのS字カーブをすぎると薬師堂の参道に入ります。

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不動滝の辺りから見上げると薬師堂が見えます。

写真では雪が多いうえに、

薬師堂の屋根が雪で白いのでわかりにくいです。

婿投げの時は人が多いので、この辺りから見る人もいますね。

雪が1m~2mくらいあれば大丈夫ですが、ないと大変です。

なぜなら、婿投げは薬師堂正面の階段で行われるからです。

景色がまったく違うので、夏も行ってみてください。

婿投げの道順といいながら、

分かれ道がないので、ただただ進むだけ。

上るだけです。

駐車場から歩くこと10分くらいでしょうか。

暖かい恰好で行きましょう。

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4.婿投げ2018

毎年1月15日の小正月行事で行われる婿投げ・墨塗り祭りですが、2018年度の主役が発表され、今回は地元の2人公募の1人と3名のお婿さんが宙を舞うこととなりましたので、少しご紹介いたします。

(写真は前回の方です)

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本山裕修(ゆうすけ)、めぐみ夫妻
祐修くんは、埼玉生まれで小学校2年生から温泉街で育ちました。
塾の講師をしている32歳です。
なんとご両親ともひなの宿ちとせにお勤めしています♪

奥様めぐみさんは山形県出身で30歳。
やはり塾の講師をしていらっしゃいます。
2017年7月には女の子も生まれました♪♪

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高橋範行(のりゆき)、玲奈(れな)夫婦
範行くんは温泉街で生まれ育ち29歳、小さいころから
アルペンスキーの選手で現在も国体に出場しています。
お勤めは十日町地域消防署です。
ご実家は温泉街の焼き鳥坂新で、お父さんはひなの宿ちとせの板前をしています。

玲奈さんも松之山生まれ松之山育ちで、範行くんとは中学校からの同級生の28歳で、現在看護師をされています。
お子さんは2歳で2017年から保育園にも通っています。

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公募で選ばれた方は
Werijn Westerhof(ウェストロフ ムレン)
Annemiek Osinga(オシンガ アンナミック)夫妻

オランダ出身で毎冬、越後湯沢のスキー場で
スキー講師をしているご夫婦です。

2016年に、雪国観光圏のメンバーでスペイン視察に行った際、
トランジットのアムステルダムではお二人に
市内を案内して頂きました。
奥様アンナミックさんのご両親が来日された際にも当館にお泊り頂きました。

ご夫婦の間にいるのが私です・・・

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2015年雪国観光圏のツアーにて松之山温泉にもお出で頂いたのが最初の出会いです。

(一番左と左から2番目がご夫婦です)

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今回は皆さん、縁のある方でとてもうれしいです。
様々なご縁のつながりでこういううれしさとなるのですね。

前回は小雪で前日に1mも降るドカ雪でしたが
今回の雪降り具合はいかがでしょうか?
主役の皆様、体は柔らかくしておいてくださいね(笑)

ご覧の皆様もぜひ越後の奇祭「婿投げ」
見に来て下さいね。

松之山温泉でお待ちしております。

 

5.婿投げ2017

1年前の婿投げ墨塗りを振り返ってみようと思います。

2017年の冬は小雪でした。

松之山温泉スキー場のオープンが12月31日。

その後、年が明けてからも10日間ほとんど降らず。。。

これははたして婿投げができるのか?と。

そんな状況で婿投げ2017は1月11日からスタートしました。

とりあえず雪を集めないと危ないと。

積雪は40~50cmしかありませんでしたから。

婿投げの着地地点はコンクリートの階段です。

そこで着地地点に雪を入れました。

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薬師堂の屋根雪の少なさからも小雪具合がわかりますね。

薬師堂の周り、かなり広範囲から雪をもってきて、

ランディングバーンに落としました。

 

ところが…

この日の夜から猛烈に雪が降り出しました。

まれに見る密度でドンドンドンドン積雪が増えていきます。

あまりのドカ雪にテレビ局も取材に来ました。

…インタビューされました。

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『雪がたくさん降って大変ですね~どうですか、この雪は?』

と聞かれてので、

「恵みの雪です!今年は婿を思いっきり投げられます!」

と答えたら、

全国放送のワイドショーではカットされ、

県内のニュースでは放送されました(笑)

ちなみに被っているのはヘルメットですが、

こういう形状のヘルメットが売っているわけではありません。

 閑話休題。

13日から14日にかけての24時間降雪は…なんと100㎝!!

数日前までは雪が少なくて危なかったのですが、

あっという間に、雪が多すぎて危なくなったのです。

窒息の危険。

そこで、14日にランディングバーンを踏み固めました。

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薬師堂の屋根が凄いことになっているでしょ(^^;)

この日の作業はとにかく過酷でした。

雪が深すぎて…

腰まである雪を踏みつけながら道付け。

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賽の神の芯棒の切り出し。

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切り出しておいた杉の葉っぱを掘り出すのも大変。

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それでも何とか午前中に作業を終え、

お祝い会場の準備などをしていると一報が入り…

JR上越線が大雪で運休。

代行バスが出ているものの、

どう考えても迎えに行った方が早いということで、

越後湯沢まで主役をお迎えに上がりました。

さてここで、ようやく(笑)

婿投げ2017の主役の紹介です!!

 

笠井将嗣・清美ご夫妻です!

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職場で知り合い、平成28年6月3日に入籍されました。

鹿児島県出身の将嗣さん(当時42歳)、

長野県出身の清美さん(当時40歳)の落ち着いた大人のカップルです。

 

実は…婿投げ2017では地元の婿がいませんでした。

笠井さんは一般公募で、7組の応募者の中から選ばれました。

地元の婿がいないので、

なるべく松之山温泉にゆかりのある方ということで、

白羽の矢が当たったわけです。

笠井将嗣さんは、10年以上前から農体験で松之山に来ていて、

その受け入れを松之山温泉組合や松之山温泉合同会社まんまで

行っていたため、私たちとは旧知の間柄でした。

そのイベントだけでなく、松之山温泉を気に入ってくださり、

プライベートでも何度も旅行にいらしてました。

松之山のことをよくご存じで、その魅力を伝えることができ、

また私たちの婿投げ墨塗りにかける思いを

十分に理解されている方で、まさに適任の婿さんです(^^)

お酒も大好きですし(笑)

 

そんな笠井夫妻を迎えて、婿投げ2017の当日です。

当日準備のメインは賽の神づくり。

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集落のほとんどの家が協力し、大きな大きな賽の神を作ります。

完成するとこんな感じ。

これは2016年の賽の神です。

2017年は写真撮り忘れ(^^;)

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天気も落ち着いて、まさに婿投げ墨塗り日和となりました。

午後1時。

いよいよ婿が担がれ、温泉街をパレードします。

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凛々しいお婿さんです。

お婿さんを担いでいるのは笠井さんの同僚や友人たちです。

かなり体力が必要なのですが、

笠井さんの晴れ舞台ですから、フルパワーで担ぎます。

でも、まぁここは楽ちんなんですけどね。

 

湯守処「地炉」に到着すると、お祝い会が始まります。

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主役はもちろんですが、笠井さんの親御さんたちや地元民、来賓…

などなどが酒を酌み交わします。

ここでしっかり酒を飲まないといけないんです。

身体を柔らかくしておかないと(笑)

だから、かわるがわる主役に酒を注いでいきます。

途中自己紹介などもしてもらいながら楽しい宴となりました。

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取材陣も殺到(^^;)

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午後2時。

いよいよ出発です!

地炉から薬師堂まではノンストップ。

絶対に婿を落としてはいけません。

しかしながら待ち受けるのは峻険な急斜面。

雪がなくても歩いていくのが大変なのに、

お婿さんを担いで、足元の悪い雪道を上がるのです。

3人の騎馬の背中をみんなで押します。

押す人数がどんどん増えていくんです。

それほどきつい!

扇を逆さまにしたような体制で一気に登り切ります。

 

実はここがこの行事のいいところなんです。

新婚のお婿さんを集落の民が力を合わせて、薬師堂まで運ぶ。

結婚の祝福と、地元のコミュニティへの歓迎と、若者たちの結束と、

いろいろな要素が形になった騎馬なのです。

登り切った達成感は何とも言えないものがあります。

まさにこの瞬間です。

ホッとする瞬間。

乾ききった喉は酒で潤します(笑)

ここでも乾杯!

 

さて、いよいよ婿投げです。

ランディングバーンは前日からの雪で

最高のコンディションになりました。

お婿さんは薬師堂で待機。

奥さんは下で心配そうに待っています。

地元の投げ手は、遠くへ飛ばそうと足場を固めます。

準備が整うとお婿さんが連れ出され…もはや俎上の鯉(笑)

胴上げをしながら「いち、にの、さん」で投げるのですが、

毎年やっているんですが…

「いち、にの」の「の」をいれるかどうか確認します。

「いち、にの」の「の」の時には

体が上にあるか下にあるかを確認します。

タイミングが合わないとうまく投げられませんから。

そして…お婿さんの恐怖心をあおる効果もあります(笑)

その婿投げ、見事な連係と素晴らしい雪煙をご覧ください!

大変よくできました~~~(^^)

欲を言えば、もう少し遠くまで(笑)

 

婿投げの後は墨塗り祭りです。

こちらはれっきとした神事ですので、厳かに行います。

そう、最初だけは厳かに。。。

 

賽の神に火をつけ、燃えた藁灰と雪を掌で混ぜて墨汁を作り、

「おめでとう!」と言いながら顔に墨を塗るんです。

厳か…なわけがない(笑)

始まるとあっという間に真っ黒になります。

みんな真っ黒。

みんな笑顔(^^)

この祭りを経験したことのない人は、引きますよね、完全に。

特に女性なんて、絶対塗ってほしくないと思うんですよ。

実際、墨塗りが始まると

逃げるように去っていく人もたくさんいます(笑)

追いかけますけどね。

 

地元の若手が真っ黒い顔でしみじみと言いました。

「やっぱ、墨塗りって楽しいですね!!」と。

そうなんです。

これね、楽しいんですよ。

もうね、一回塗られるとどうでもよくなるの(笑)

そうなりゃ~塗りたくなるでしょ、人の顔に。

で、塗りに行くと塗られるわけで、

もはや笑うしかないんです(^^)

 

最後はみんなが黒い顔をして、炙ったイカをつまみに酒を飲みます。

後片づけの段取りとか、わりとまじめな話をします。

この顔で。

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笠井さんは相当なプレッシャーがあったと思います。

例年は複数組いる主役なのですが、今回はたった1組。

しかも「準地元婿」的な部分もありましたし。。。

しかしながら婿投げ墨塗りへの参加姿勢、地元民との語らい、

メディア対応に至るまで、

本当に素晴らしい主役を務めてくれました。

感謝、感謝です。

私たち、主催者側も心配は尽きませんでした。

もし体調を崩したりすれば、お婿さんがいなくなるわけですから。

さらに3日間で200cmほどのドカ雪。

雪が少なくてやれるのか、多すぎてどうなんだ、と。

近年まれにみる過酷な婿投げ墨塗りでしたが(笑)

笠井さんのこの笑顔に救われました。

婿投げ2017はとってもいいお祭りとなりました。

そして…立派に塗り塗られ~

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松之山温泉で墨を落とした後は、

たっぷり慰労会をしたのは言うまでもありません。

 

実際に私たちは参加しているので、

ほとんど写真やビデオをとることができません。

そのためにこの記事では

SNSの投稿を埋め込んだりさせていただきました。

しかし、松之山温泉公式ムービーが存在します。

これをみれば、当日の様子がよくわかりますので、

是非ご覧ください。

 

6.温泉

松之山温泉は開湯八百有余年といわれています。
一羽の鷹が傷ついた羽を温泉で休めているところを木こりが見つけ、 そこに湧き出ていた温泉を「鷹の湯」と名づけたそうです。
温泉街中心にある共同浴場の「鷹の湯」の名前はここに由来があります。
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明治初期の全国温泉効能番付上においても、
前頭筆頭に位置付けられていたことから日本三大薬湯の一つに数えられ、
全国でも名だたる湯治場として利用されておりました。

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海水成分に近いその塩辛さから、
松之山温泉は火山系の温泉ではなく古代の地層と圧力等の関係からなりたつ
化石型温泉であると推測されております。

 

降り積もった雪や雨が鉱物、天然ガスと出会って温泉成分となる火山型の温泉ではなく、
お椀形の古代ドーム地層が地下深くで、古代の海水を強い圧力で閉じ込めていて、
それが永い間の地殻変動等によって自噴してきたという、メキシコ湾の油田にもみられる、
ジオプレッシャー型といわれる温泉の仕組みとのことです。

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98℃と源泉が高温な事や、温泉成分が基準値の15倍もの濃さである事なのも、
地殻変動によってできた源泉の通り道を強い圧力で一気に押し上げられ、
地中からの差し水もほとんど無いままに地上に届いているからなのだそうです。

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その強い圧力をかけている古代地層は約八百万年以上前のものであることから、
今、湯船に湧き出ている源泉は約八百万年前~千二百万年前の海水の化石ではないか?という理論です。
若干の石油臭さ、鉱物臭を感じられるのも、そんな事から納得なのかも知れません。
 

まさに悠久のロマンを感じさせ、地球のパワーを蓄えた土地の唯一無二の宝物温泉なのであります。
多量のメタケイ酸成分は肌のセラミドを整えてくれます。
戦後の一時期、塩を採った程のナトリウム泉は、浸透圧の関係で保温効果抜群です。
 

冷えを解消するにはこの上ない効果をもたらしてくれる松之山ならではの効能です。
入浴すればわかる薬湯の効果。
効能が強いだけに、長湯せず分割浴を心がけご利用ください。

婿投げ・墨塗りが終わったあとは、松之山温泉で墨を落としてあったまりましょう!
 

7.お土産

ご存知でしたか?

松之山温泉には会社へのおみやげに最適で

渡すと会話のきっかけになる

おみやげが存在することを!

毎年1月15日に行われる

松之山温泉奇祭「婿投げ」ですが、いよいよあと1カ月を切りました。

今年の主役の発表もされ、

嫌が王にも気持ちは盛り上がってきておりますが、

実は松之山温泉にはその時に爆発的に売れるおみやげが存在します。

はい!「婿投げまんじゅう」です。

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松之山温泉のおみやげランキング2位ですが

(ちなみに1位は「しんこ餅」です)

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この時だけは圧倒的に1位になります。

そして!なぜ会話のきっかけになるかというと、

事によると松之山温泉よりも有名かもしれない「婿投げ」

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(自分が投げられた時の画像)

渡した時に

「あ~あそこに行ってきたの?」となるからなんです。

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それって結構嬉しくないですか?

皆の会話の中心になれちゃいます(笑)

しかも日持ちもするし、味が断然いい!(ココ重要)

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名前だけでない

とてもおいしい洋風のおまんじゅうなんですよ~

そしてこのpop!

男性からすると戦々恐々の事が店内で起こっているんです。

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このPOPを見た女性から出てくる言葉!

「旦那を投げたい?そんなのいつもよ~」

という驚愕な会話が店内で展開されているんです。

あっ!バラしちゃった・・・(汗)

旦那の皆さん!どこで何を言われているか分かりませんよ~(笑)

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自分の投げられた所を昇り旗にしてしまう店長!

どこまで自分好き~(笑)

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1月15日!驚愕のお祭りを見に来ませんか?

おみやげ屋の店長でした~

 

8.宿泊施設

松之山温泉街には 10の宿泊施設があります。(五十音順)

※ 雪が落ち着いたら各旅館の写真を掲載します。

 

① 和泉屋 http://izumiya-inn.com/

松之山温泉街の中でも源泉一号井に近い宿!

予約不要の無料貸切露天風呂もあります!

マクロビオティック(玄米菜食)にも対応可能です。

℡:025-596-2001(9:00~21:00) fax:025-596-2228

 

② こめや旅館 http://www.komeyaryokan.com/

婿投げの会場「薬師堂」に一番近い旅館です!

松之山温泉街の一番上にあります。

℡:025-596-2163(8:00~20:00) fax:025-596-2236

 

③ 白川屋 http://shirakawaya.sakura.ne.jp/

松之山温泉の白川屋といえば、「おっぱい風呂」!

「温泉しゅうまい」や「日本海かに甲羅蒸し」も沢山のお客様にご好評いただき、

リピーターの多い宿です。

℡:025-596-2003 fax:025-596-2431

 

④ 玉城屋旅館 http://www.tamakiya.com/

ワインのソムリエ、利き酒師、酒匠の資格を持つ4代目がおり、

玉城屋旅館でしか飲めない新潟の地酒を多く提供しています。

美味しい料理と美味しい地酒が楽しめます!

Instagramでも人気で、ファッション雑誌によく紹介されています!

℡:025-596-2057 fax:025-596-2866

 

⑤ 野本旅館 http://nomotoryokan.com/

松之山温泉街で唯一のジェットバス保有!

お米は、魚沼産コシヒカリを必要な分だけ、自家精米しています!

こだわりの料理と併せてお楽しみいただけます。

℡:025-596-2013 fax:025-596-2833

 

⑥ ひなの宿 ちとせ http://www.chitose.tv/

松之山温泉街、中程にどーんとそびえ立つ「ひなの宿 ちとせ」。

露天風呂「月見の湯」は多くのメディアに取り上げられています!

月見の湯の写真をご覧になられた方も多いのではないでしょうか。

雪が積もると、とても幻想的な景色の中、松之山温泉に浸かることができます。

℡:025-596-2525 fax:025-596-2117

 

⑦ ふくずみ http://www.iiyuyado.com/

貸切露天風呂が自慢の 山の森のホテル ふくずみ。

貸切露天風呂は「天空」と「星空」の2種類あります。

24時間無料で何度でも!深夜や早朝も入れます!

℡:025-596-2323 fax:025-596-3560

 

⑧ みよしや https://minsyuku-miyosiya.jimdo.com/

松之山温泉街唯一の自炊の宿!

湯治される方にぴったりの宿です。

℡:025-596-2017

 

⑨ 旅館 明星 http://www.myojyo.in/

松之山温泉街から徒歩7分ほどした場所にある旅館。

婿投げの会場から少し離れてしまいますが、

地魚、地野菜を中心としたこだわりの郷土料理と温かい松之山温泉、

さらに、旅館 明星の家族的な雰囲気で寒さも吹き飛びます!

℡:025-596-2544 fax:025-596-2582

 

⑩ 凌雲閣 http://www.ryounkaku.net/

国の有形文化財に登録されている「木造3階建ての宿」です!

16の部屋は、腕を競わせるため、宮大工が1人1部屋を担当し建築されました。

細部まで丁寧に施された建築技術は圧巻です!

独自源泉の「鏡の湯」も所有しています。

こちらも婿投げの会場「薬師堂」から少し離れて、松之山温泉街から徒歩10分ほど。

℡:025-596-2100 fax:025-596-2176

 

★ 宿泊施設空室情報 http://www.matsunoyama.com/空室情報

↑ 松之山の宿泊施設の空室情報が一覧になっています!

これはとっても便利。紹介致しました①~⑩の施設も含まれています!

ぜひ活用してみてくださいね。

「みよしや」は、直接お問い合わせください。

(みよしや 電話:025-596-2017)

 

どの旅館もとても魅力的ですので、

記念日、家族旅行、デート、友人と旅行、湯治、社員旅行、一人旅、(傷心旅行にも)

シーンに合わせてお選びください。きっと ぴったりの宿が見つかります!

 


 

 

いいかがでしたか?

新潟県十日町市松之山温泉婿投げ」で、

皆さんと一緒に新婚のおふたりをお祝いできたらと思います。

婿投げ・墨塗り、そして雪国温泉を体験しにいらしてくださいね!

 

“婿投げ【越後の奇祭】” への4件の返信

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