【ブナの根開き】ナカマチは疑問に思った!▼【なぜ】

みなさまこんにちは。
松之山温泉合同会社まんま
里山ビジターセンターの中町みなみです。
【現在里山ビジターセンターは改修工事中です】
【温泉コスメのご注文、オプショナルツアーのご予約はお電話で承ります】
本日の松之山は雪模様。
まるで私の気持ちを表しているかのよう・・・(;:)
先週、山ではふきのとうが芽を出し始めたそうですが
もうこんなに寒くてはきっとふきのとうもビックリしているでしょう・・・
こんなに寒くても
松之山の観光名所である美人林では
春の訪れを告げる【ブナの根開き】を見ることができるそうです。
3.14根開け.jpg
松之山の四季2より画像お借りしました)
現象の名前のとおり、
ブナの根っこのところの雪が解けてぽっかりと穴があいています。
そういった写真、今まで見たことはあったのですが
【ブナの根開き】と名前が付いていることはしりませんでした。
写真を見るとみなさま必ず思うであろう疑問!
「なんでブナのまわりの雪が解けるのか」
字を大きくしておいてなんですが、これって皆さん知ってるのが当たり前だったらどうしよう・・・
もしそうでも温かく見守ってくださいね・・・

木がもともと熱いのか?
いやいや、だったら雪の降り始めたころからブナの周りには雪が積もらないはず!
それに桜の木とか楓の木が根開きしているところを見たことない!
そこで!
ナカマチは検索した!▼
その結果がこちら!

このような現象はブナに限ったことではありません。
シラカバなど他の樹木でもみられます。
(中略)
幹を中心に円状に雪解けが起っているということは、熱の源は幹でしょう。
ではなぜ幹は温度が高いのでしょうか。
(中略)
幹が暖められる原因は、外からと体内からとの両方があるのかもしれません。
暖かな陽光が樹の根元を照らすようになると、
幹は直接降り注ぐ大陽熱で暖められるばかりでなく、
周囲の白雪で反射された光も受けて暖められると考えられます。
また、この時期になると、地下深くに張った根から水が吸い上げられはじめ、
地上部の枝の越冬芽が芽吹きはじめるのを助け始めます。
この水の移動自体が体内温度の上昇に多少は貢献しているかもしれません。

(一社)日本植物生理学会HPより引用
なるほどすっきり!
実験結果があるわけではないようですが
とても納得できる答えです。
春の暖かい日差しと、雪の反射光の外的要因だけでなく
芽吹き始めの根の水を吸い上げる幹自身の力で
幹の温度が上昇するんですね!!
じゃあ桜の木とかも根開きしてるのかな・・・
観察力不足でした(><)
美人林スノーシューに参加される方は
ぜひブナの木に触ってみてくださいね~
おもっているよりも温かいかもしれません(^^)
ナカマチは松之山レベルが1あがった!▼

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