婿投げ・すみ塗り祭り

本日、松之山温泉の薬師堂にて、婿投げ
そしてすみ塗り祭りが行なわれました。
今年は、2m50cmを超えるの積雪の中
無事、放り投げられました。
(薬師堂の屋根の雪の量がすごいことに・・)

婿殿は、いきなり投げられた訳ではなく、
ちゃんとお祝い会をして、お神酒を飲んでから
身体を柔らかくして、準備します。

そして、今回の主役は松代の犬伏地区出身の方なので
担ぎ手の方たちが、地元の伝統衣装?で頑張ります。

無事、投げられた後、すみ塗り広場に移動して
神官からお払いをしてもらいます。
そして奉納された福みかんを投げて、拾ったあと
いよいよ点火します。

わらがだいぶ燃え、お正月飾りや書初めなど
燃え尽きる頃、「すみ塗り始め~~」
の合図で、その灰を手に雪と混ぜ合わせて
スミを作り、「おめでとう~」と言い、お互いの顔に
塗りあうのです。
地元の人、お客様、カメラマン、もちろん誰でも
黒い顔になります。
無病息災と家内安全、家業の繁盛を祈る
素朴な小正月行事なのです。

①かわいい親子 
 

②おバカな親子
 

お祝い会場となった地炉の前では、
松之山温泉女将会で、甘酒とナメコ汁を
皆様に振舞いました。
(すみ塗り前の白い顔)

雪降る中、松之山温泉にお越しいただいた皆様。
ありがとうございました。

ひなの宿 千歳
若女将

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