今年はキノコの出方が良いようだ。という話をチラホラ聞くので、若女将と宿七を軽トラに乗せて裏山へ。
キノコの出やすい条件の雑木林に進入!
すると!
舞茸ではないので舞い上がる程ではないですが「モグラボウズ」を発見!
松之山ではナラタケの事をこう呼びます。
そして今度は千歳の露天風呂のすぐ上で倒木にびっしりと付いたモグラボウズを発見。
とても見事なので採るのが惜しい気もしました。
煮てよし、炒めて良しの良質の雑キノコなんです。
でも山にはこんなのもありますから注意も必要です。
スギヒラタケです。
数年前までは私達も味噌汁にして食べていました。(これがまた美味しいんです)
腎臓障害の方が食べられると中毒を起こすようです。最近、毒キノコになってしまいました。
そしてもっと怖いのがこれ「ツキヨタケ」
温泉街裏山の倒木にびっしり!
そして、肉厚で一見美味しそう?
ですが、良く見て下さい。虫も付かない程キレイではないですか。こういうのが怪しいんです。
そこで宿七が図鑑で見た知識をひけらかします。
「縦に割くと黒いシミがあるのがツキヨタケの特徴だよ」
「本当だ」「たまには役に立つね」
そして最後に一番大事なこと。
山に入る時のマナーを守る事。山菜もキノコもそうですが栽培している物は採らないこと!
とても美味しそうなナメコですが、まさにホダ木にコマ打ちされた、人の手がかかっています。
天然か栽培か見分けがつかない方は採らないことが賢明です。
里山は人が住んで、人の手が入っていることで保たれているんです。
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撮影日:2008年10月14日