大松山の環境整備

大松山は昔は茅刈り場だった。茅を茅葺き屋根に利用していたので貴重な存在だった。つい最近(40年ほど前)まで高校生がアルバイトで茅刈りをしていた。ボヨ切り場もあった。ボヨはいわゆる傾斜地に生える落葉低木樹であり、庭の冬囲いや土砂の流れ止めに利用した。今日は観光地のスポットである大松山の環境整備を行った。市役所の方々と松之山温泉組合員、自然愛護会、写真同好会、野鳥愛護会の面々がなぎ払いを行った。もともと展望台的存在だったので、回りの立ち木の伐採、草刈、遊歩道の整備などである。下の画像は遊歩道整備である。今まで片斜面で歩きにくかったが今度は快適だ。手前のリンドウも愛らしい。

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頂上直前の階段もうまく出来た。
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頂上である。今までは回りが鬱蒼としていて、写真愛好会の方々には申し訳がなかったが、明日からは絶好の被写体を狙える事だろう。
バードウォッチャーの方にはこれからは良いぞう、秋のタカの渡りが楽しみだ。
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それにしても暑い蒸した日であったので、汗びっしょりになったが、それでじゃ一杯の声がかからないのはさすがにお役所さんであった。硬いのがとりえがお役所なら、柔らかいのがとりえの温泉組合だったらそれじゃ一杯が当たり前であったが。官民一体となっての環境整備、昔からこのようにして町の環境を保存してきた、違和感はない。

野鳥愛護会 村山健

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